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五十肩と肩の病気

五十肩と間違われやすい病気は多く存在します。ですので、肩が上がらないとか痛みがひどいというだけでは五十肩とは判断しずらいものです。特に間違った治療をしないように、まず整形外科のある病院で診断を受けることが大切です。

これらの似ている症状としては、腱板炎や腱板断裂、肩峰下滑液包炎や上腕二頭筋腱炎などが主なものですが、リウマチや肺腫瘍、心筋梗塞などが原因となる場合もあります。

腱板炎は、野球のピッチング、ウエイトリフティング、テニスやバドミントン、自由形水泳などのスポーツ選手に多く見られます。

これらの特徴は過度の肩の動きを繰り返したり、腕を水平よりも高く上げる動作の繰り返しが主なものですが、腱という部位は上腕骨の上部、肩峰や靭帯などと摩擦されたり、動作するときに強く引き伸ばされることから損傷や腫れが生じやすくなり、これらの炎症によって徐々に痛みが出現してきます。

五十肩もこのようなスポーツをすることが原因となる場合が多くなりますが、30代以前の患者さんの場合は五十肩ではなく腱板炎を疑う傾向が強くなります。

五十肩は、明らかな原因がわからないまま痛みを伴った肩関節の拘縮が起こる病気ですが、腱板炎では拘縮は起こりません。このことから、2つの病態の最も違う点は拘縮の有無と言えます。

拘縮は関節が固まってしまって挙がらなくなる状態ですが、腱板炎が元になって五十肩の症状が起こる場合も十分にあり得ます。腱板炎にはMRI検査が有用です。また治療ではステロイドや麻酔薬の局所注射が用いられ、1年程度経過しても改善が見られないという場合には手術を検討することもあります。

老化に伴って起こりやすくなる肩関節の痛みなどの総称が肩関節周囲炎です。五十肩ばかりでなく他の病気もこの肩関節周囲炎という同じ名前で呼ぶ医師は多くあります。このことから他の治療法を用いる場合に病態を取り違えることのないようにすることが大切です。